鹽竈神社本殿

東北地方の神社では
最も格式が高いっぽい
鹽竈神社(しおがまじんじゃ)。

2022年7月は金運の旅でしたが、
せっかく宮城県に来たのだから
ここは外せないでしょ!

ということで行ってきました(^^)

前回お伝えした金華山の旅にて、
金運の旅は完了できました。

今回は金運ではなく浄化が主題。

とても意味深な部分(※)も
後から判明したりして
なんだか色んな意味で
締めに相応しい参拝でした♪

※10月上旬に判明したこと
詳しくは本文のどこかで(^ν^)

行き方と旅程を絡めた話

それでは本題に入る前に、
まずはアクセス絡みの話を
少しだけしたいと思います(^^)

ガイドブックや公式サイトのような
単なる行き方ではなく、
細かい時間事情も関係するので
まあまあ参考になると思います♪

 

前回(2022年7月24日)は
金華山から帰ってきた日でございました。

女川や石巻はやることがないので
仙台まで直で戻った感じです。

鹽竈神社は金華山の帰り道なので、
そのまま寄ろうと思えば寄れます。

 

ただ、時間が問題です!

というのも、金華山のフェリーは
帰りの便が13時30分なのです!Σ(゚Д゚)

もちろん電車やバスのように
何本もあるわけではなく
その一便しかありません😣
(今回利用したのは潮プランニング)

 

女川港に着くのは14時10分頃で、

仙台行き(石巻で乗り換え)の電車で
ちょうどいいのは14時59分。
ほぼ15時です。

それから塩釜駅まで40分くらいかかるので
最短でも神社に到着するのは
16時くらいになってしまいます。

 

神社参拝の基本は午前中であり、
午後の明るいうちが許容範囲です。

 

神社も暗い時間帯は
翳(かげ)る?らしく、
もしかしたら変な存在に
目をつけられるかもしれない。

あと神様が
奥に引っ込んでしまうかもしれない
という懸念もあります。

そこは神様ごとに違うっぽい。

鹽竈神社の場合はどうなのかは
お話できないのでわかりません😆

 

そういうのがなかったとしても、
社務所が開いてなくて買い物できないとか、

周りが暗くて不気味とか、

足元が危ないとか、

三次元的にも諸問題が目白押し。

今回の自分の場合、
何よりキャリーバッグ持ちは不便!(笑)

そんなわけで帰りは寄らず、
後日の早朝に参拝することにした次第です。

飛行機の時間を午後にしておくと、
午前中も参拝や小旅行ができるので
1日得した氣分になれるのがよいです♪

てことで参考になれば幸いです(^^)

おまけで、電車から見た松島の画像。
すでに夕方っぽくなってますよね🌆

車窓から見た松島

撮影時間を見ると15時59分。

そういえばこの時は
電車が少し遅れていました。

なおさら参拝できないですね(笑)

鹽竈神社への道のり

それでは本題へうつります♪

出発したのは仙台駅です。
(2022年7月25日)

利用したのは行き帰りともJRです。

自分は仙台まるごとパスワイドを買ってたので
この日もスルッと移動できます♪

そのお得切符の美点・欠点については
↓の記事に書いています。

 

6時26分の仙石線に乗り、
20分弱で塩釜駅に到着しました。

その時乗った電車。
存じない謎のキャラが
プリントされていました。

仙石線と漫画

仙石線アニメキャラプリント

塩釜駅から神社までは
歩いて20分くらいなので
地味に距離がありますが、

1.5kmほどだったと思うので
そんなに遠くないです。

普段から歩いていないなど、
氣持ちがたるんでるのなら
遠く感じるかもしれません(苦笑)

 

午前7時頃に鹽竈神社に到着!

鹽竈神社入り口の広場

けっこう広々とした入り口です。

そしてこれが正面!

遠目で見る鹽竈神社の鳥居と階段

秘境感溢れる雰囲気に
長い階段も相まって
めちゃ好みの入り口です❤

 

と、さっそく登場!

鹽竈神社の決まり事?

茶番案内(苦笑)

境内での古い注意書きにあやかって
置いてると思われますが、
ほんと景観が台無しですよね!

せめて京都のローソンみたいに
色合いくらい周りに合わせたらどう?
と言いたくなります。

ま、そんなものは当然無視して
本来の流れに戻りましょう♪

 

狛犬さんです。

鹽竈神社の狛犬 阿

鹽竈神社の狛犬 吽

非常に年季が入っていますが
目がクリっとしていて
とても愛嬌があります(^ν^)

ただ像に愛嬌があるからといって
中に入ってる眷属さんは
そうとは限らないんですよね~

そこもまた面白いところ♪

 

歴史上の人物についての紹介も。

ジュール・ブリュネ

この人物がどんな人なのか
深い詮索をすると疲れるのでしないですが、
絵で記録を残していることは
風流でいいなとは思いました♪

ではいよいよ境内へ!

鹽竈神社の鳥居

なかなか長い階段です。

鹽竈神社の長い階段

うろ覚えですが、
250段くらいあったかな?

一気に駆け上がるとやばいですが、
ゆっくり上がれば
大して疲れない(はず)です(笑)

 

途中に立派な灯籠と、
シンプルな見た目の狛犬さん。

灯籠と狛犬 右

灯籠と狛犬 左

上から見るとけっこう高いです。

上から見た鹽竈神社の階段

いよいよ楼門がお目見え!

鹽竈神社の楼門

写真左下に写った案内板。

花祭と伊達政宗の案内板

花祭と伊達政宗について書かれてました。

楼門の先へ。

鹽竈神社の楼門の下

いつもの仕様の手水舎です。

鹽竈神社の手水舎

三度、狛犬さんです。

鹽竈神社・境内の狛犬

鹽竈神社の狛犬さんは
いずれもツルッとした造りですね。

唐門(からもん)の外側の様子。
後ほど伺います(^人^)

狛犬と通路

 

唐門をくぐると、
右手に授与所と別宮があります。

授与所と別宮

まず右側から紹介してるのは
理由があります。

鹽竈神社の大きな特徴なのですが、
別宮に主祭神が祀られているんですね!

御祭神はもろ塩に関係した
塩土老翁神という名の神様です。
(しおつちのおじのかみ)

 

一説には伊達家の為だそうで。

別宮は西を向いてますが、
それは仙台城の方角でもあります。

伊達家の者が遥拝できるように
そうなってるんじゃない?とのことで
まあそうなんでしょう(^^)

御祭神が別宮におられるということで
まずはこちらに参拝して浄化してもらい、

それから本殿にお参りするのが
良いという情報がありましたので、
今回はそれに倣ってみました♪

ちなみに主祭神の塩土老翁神は
記紀(古事記・日本書紀)では
博識の神としても登場しているらしいです。

これは調べてて初めて知りました!

塩の製法を人々に教えたとありますが、
たしかに頭が良くなければ
出来ないことに思えます。

何をするにしても
頭を使うことが大事ですので
嬉しく思います✨

続いて本殿です!

鹽竈神社本殿

本殿はこれまた変わっており、
左宮と右宮に分かれています。

御祭神はなんと!鹿島・香取の神!

左宮に鹿島神宮の武甕槌神
(たけみかづちのかみ)

右宮に香取神宮の経津主神
(ふつぬしのかみ)

伝承にもある通り、
主祭神を送った後に遷ったとのことで
他の神様が勧請されてるのでしょう。

なんと!と大袈裟に言った理由は、
奇しくも最近、鹿島神宮から
呼ばれたような事象が
10月上旬に発生したからです。

参拝は2022年7月25日なので
このときはもちろん全くわかってないです。

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なんかすごいんじゃない!?
と勝手に思っております(笑)

ほんと近々鹿島神宮に行くかもなので
もちろん行けた暁には
記事にする予定です(^人^)

本殿おまけ画像

横から右宮と左宮が少し見えます。

鹽竈神社の奥 右宮と左宮

本殿真正面

右宮・左宮

なんとも言えない奥ゆかしさを感じます。

鈴紐が見当たらないのは不自然ですが、
奥が見やすくていいねってことに
しておきましょう(笑)

御神木や末社、お牛さんも❝素直❞に堪能

さて、その他の見どころです(^^)

まずは末社です。
本殿に向かって右側にありました。

鹽竈神社の末社

鹽竈神社の末社四社

非常に特殊な造りのようです。
四社合同でお祈りさせていただきました🙏

石灯籠と巨大なシャコ貝!

石灯籠とシャコ貝

塩と言えば海なので、
何か関係がありそうですね。

そして、立派な御神木です!

鹽竈神社の御神木

写真でもなんとなくわかると思いますが、
幹周りがめちゃ太いです!

下から見上げた図。

見上げる御神木

こりゃ宿ってそうですね(^^)

あと地味にこんなすごい木もありました。

鹽竈神社の多羅葉

多羅葉(たらよう)という木で
樹齢500年だそうです。

宮城県の天然記念物になってるようで
御神木に負けない有り難さがあります🙏

数百年の歴史がある
文治の燈籠なるものもありました。

文治の燈籠

こちらはすごい造りの燈籠です。

銅鐡合製燈籠

銅鐡合製燈籠(どうてつごうせいとうろう)
200年の歴史があり、
塩竈市指定文化財にもなっています。

金華山黄金山神社の灯籠に負けないくらい
とても立派な造りでございます。

 

続いて唐門の外へ。

撫で牛です♪

鹽竈神社の撫で牛

触ってご利益を得るものは
北海道の神社では少ないっぽいので
とても嬉しいですね(^人^)

商売繁盛に御利益があるとのことで
もちろん撫でさせていただきました♪

何やら奇妙な張り紙が
体に張り付いていますが、
当然スルーでございます。

そんな邪なことに従って
遠慮・忖度しているのでは
繁盛するものもしないでしょう♪

伊達家との縁を感じる立派な石版。

伊達綱村公と塩竈

桜の木と石版。

塩竈桜

塩竈桜という素敵な通称があるようです♪

志波彦神社から七曲坂のお帰りコース

次に本殿区画から少し離れた場所へ。

方角でいうと東に向かいます。

東側の階段と門です。

鹽竈神社の東門

階段を降りた先の広場。

鹽竈神社の広場

境内の境内図。

鹽竈神社の境内図

地図ではわかりにくいですが
敷地はけっこう広いです。

そしてもうひとつの別宮?である
志波彦神社へ向かいます。

読み方は「しわひこじんじゃ」

御祭神は志波彦大神。

(おそらく)別宮という関係で
本殿とは別の敷地に建てられています。

地味な感じがある神社ですが、
延喜式神名帳(※)に記載があるので
重要な神社の一社として
位置づけられています。

※えんぎしきじんみょうちょう
延長5年(927年・平安時代)に
まとめられた法典の中で
神社一覧が書かれた書物のこと。

 

記紀にも登場しない神様だそうで、
非常に謎が多い分
どこか魅力的に感じます。

公式サイトの説明によると、
端と関係してるんじゃない?とのこと。

周辺には志波の名がつく地名が
多くありますが、

大和朝廷の統治範囲が拡大すると
まるでシワ寄せように
端っこに追いやられたのでは?

そこで地域を守る神様として
そう呼ばれるようになった?とかなんとか。

あと農耕の守護神とも言われています。


兎にも角にも、

直接神様に聞かないとわかりません♪

早くそういうことをしてみたいものです(^人^)

手水舎は門の手前にありました。

志波彦神社の手水舎

案内板。

志波彦神社の案内板

門の中。
神額の文字は達筆ながら見やすい!

志波彦神社の神額

そして本殿です!

志波彦神社本殿

こちらも同じく朱色の社殿で
非常に立派でございます。

個人の願い事は特にないので、
東北の地が邪な者に乗っ取られないよう
平和をお祈りさせていただきました♪

※ちなみに宮城県は全国に先駆け
上水道が民営化されてしまった地です。
(2022年4月1日より)

完全に狂ったことですので
一日でも早く公営に戻ることを
改めてお祈りしたいと思います🙏

鹽竈神社は楼門や手水舎、
本殿、別宮もすべて朱色基調。

今回が初参拝なので初めて知りました。

なんとなく古めかしい印象があったので
全体的に茶色いと思ってました。

思えば朱(赤)色というのは魔除けの色。

鹽竈神社は陸奥国の一宮、
東北を守護する役目があるといいます。

わかる人によると、
浄化のパワーがすごく強いようです!

塩は浄化グッズとして有名なので
とても納得でございます。

浄化と国護りがどう結びつくか、
詳しくはわからないですが
邪氣を祓うことで
守っているのかもしれません(^^)

 

続いて裏参道を進みます。

尻を突き上げた
変わった狛犬さんがいました(^^)

鹽竈神社裏参道の狛犬 阿

鹽竈神社裏参道の狛犬 吽

裏参道の鳥居近くに
神龍社という社があり、

神龍社
以前は神馬(しんめ)もいたようです。

神馬

すでにお亡くなりになられたようで
対面できなくて残念。

 

そして、地味に楽しみにしていたのが、
七曲坂(ななまがりざか)でございます!

七曲坂

わかる人によると、
この坂がすごい浄化ポイントだそうです!

案内板によると、
鹽竈神社で最も古い参道であり、
最も重要な道でもあるようです。

とても有り難いですね!
行き帰りで違う道の方が面白いと
思う方ですのでちょうどよかった(^^)

こんな感じでちょっとした登山道でした。

七曲坂の風貌

よく見ると人工的に見える部分もあり、
とても歴史を感じるのであります♪

最後に御朱印と記念品のご紹介

鹽竈神社と志波彦神社の御朱印です。

鹽竈神社と志波彦神社の御朱印

伊勢神宮や熱田神宮を想起する
達筆な御朱印です!

直書きな点もいいですね♪

そして今回は普通のお守りではなく
これを買わせていただきました!

まさしく塩釜です♪

鹽竈神社の特別な授与品

鹽竈神社の由来

御神鹽

容器はプラスチック製ですが、
他にはない希少性が良い感じ(^ν^)

公式ページでも見当たらなかった(※)ので
まさに現地に行かないと出会えない
貴重な代物でした♪
(※見逃してる可能性もあります)

たしか限定600個とかだったので、
欲しいなら急いだ方がいいですね!
(お値段は600円でした)

 

さて、こんな感じでいろいろありましたが、
2022年7月の大金運の旅は
無事完遂することができました♪

来年もぜひ行きたいと思います✨

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