豊平峡温泉に初めて行ってみた感想

秋の気配が出始めた
2019年9月中旬。

前々から気になっていた
豊平峡温泉に行ってきたので
感想をシェアしていきます!

行きたかった理由は単純。

前から知ってたけど
全く行ったことがなかったのと、

調べたら温泉の質が良いこと、

そしてカレーが美味しそうだったから(笑)

なんかいろいろ新しい体験が
できそうだなぁと興味津々だったので
行けてよかったです(^^)

 

豊平峡温泉とは?

まずは概要から書いてみます(^^)

札幌の奥座敷と言われる
定山渓温泉の更に奥にある温泉。

定山渓は豊平川沿いにあるので
山だけでなく川も流れる
ロケーションになってますが、
豊平峡温泉はもろ山の中の温泉地。

定山渓から車で5分ほどの距離にあるので
そんなに山奥でもなく、
道路も整備されてるので
気軽に行けるのがイイですね!

豊平峡ダムに行く途中にあるので
ダム観光ついでに寄る人も
けっこう多いかもしれません。

温泉地といっても建物はひとつだけで
定山渓みたいにお店やホテルが
立ち並ぶところではありません。

建物の外観は古めかしい感じで
いかにも昭和の温泉施設
という感じがします。

もちろん!新しければ
なんでもいいわけじゃありません。

そういった趣のある雰囲気も
日本の素晴らしさのひとつであります。

他にもいろいろいいところがありますが
それは後述するとして、
すごい人気があるんですね!

その証拠に駐車場がかなり広く、
送迎バスも運行していて、
平日でもお客さんはけっこういました。

一部の外国人の方も来ていましたね。

 

豊平峡温泉の何が良いのか

 

では豊平峡温泉の魅力を
出来る限りお伝えしますね!

これはほぼほぼ自分の目当てと
合致するかなと思います。

まず個人的に注目だったのは
源泉かけ流しという特徴。

温泉や旅行が好きな方なら
けっこう聞いたことがある
フレーズかもしれませんが、

実はただの源泉かけ流しじゃなく
100%源泉かけ流しです!

公式サイトによると、

多くの温泉は
水を加えたり追い炊きしたりして
温度を調節していますが、

豊平峡温泉の場合は
源泉に全く手を加えず
そのまま浴槽に流し込んでます!

こういう温泉は全国的に希少らしく
全国何万件とある温泉施設の中で
数%しかないって言われてるそうです。

また、札幌市内の温泉では
唯一貯湯タンクを使っていないので
全く空気に触れておらず、
酸化もしていないとのこと。

そして素晴らしいのは
塩素消毒が必要ないこと!

塩素は体に悪いのは周知の事実!

これはほんといいなと思います!

おそらく長いパイプを通して
自然に温度を調節してるんだと思います。

維持するだけでも大変そうなので
いや~ほんと感謝感謝でございます(^^)

で、こんな温泉なことから
石灰華が出来るのも大きな特徴!

石灰華とは源泉に含まれる
カルシウムや鉄分などのミネラルが
結晶化したもの。

褐色をした炭酸カルシウムの
沈殿物と説明されることもあります。

もちろん温泉なので
他にもいろんなミネラル分を
含んでると思います。

内風呂の石灰華が特にすごくて、
浴槽の原型がほとんどわからないくらい
すっごい凸凹してました!

浴槽周辺まで及んでるので
歩く際は注意しないといけないけど
ありがたいことに滑りにくい(^^)

浴室の中は撮影できないので
写真で紹介できないのは残念ですが
ほんと鍾乳洞みたいになってましたね!

他のお客さんもすごいすごいと
連呼していたので
ほんと個性的なお風呂です(^^)

そして露天風呂。

日本最大級と豪語するだけあって
素晴らしい広さでした!

なんでも最大で200人が
同時に入れるそうですよ?

すごく行きたいと思ったのは
この露天風呂がきっかけですね(^^)

全部で3つの浴槽があるのですが
日替わりで男女が入れ替わります。

奇数日と偶数日で分けるそうで
今回は9月17日に行ったので
男性は無意根の湯でした。

その名の通り、
札幌では有名な山である
無意根山が望めます。

温度はたしか39~40℃と書いてたので
少しぬるいと感じましたが
長く入ってるとそれなりに暑くなります。

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あと長く入れたほうがのんびりしやすく
汗もじんわり出せるので
それはそれでいいと思います(^^)

内風呂は42℃と熱めなので
ガッツリ温まりたいときも大丈夫。

肌は思ったより
ツルッとした感じにはならなかったけど
泉質は間違いないので
まあそんなに気にしなくてよいかと(笑)

ちなみにこの温泉には
シアノバクテリアという
微生物が棲んでいるそうです。

酸素を生み出す藍藻類で
地球の生命を生み出した種と言われ
とても貴重だそうですね。

知れば知るほど
すごい温泉ってのがわかったでしょ?(^^)

こんないい温泉が近場にあるなんて
とっても幸せです♪

遠くから定山渓とかに来た時は
行ってみることをおすすめします。

次回は偶数日に行きたいなぁと思います!

 

名物のカレーを食べてきました

 

お次の目当てはカレーです!

これただのカレーではなく
インド人が作る本格的なカレーで
ナンがとても大きいのが特徴!

メニューもたくさんあって
選ぶのが迷うくらいでした。

今回はチキンカレーを
注文してみました。

チキンの他には
特に何も入ってないような
シンプルなルーに、

巨大なナンが
セットになっています。

これで900円です。(税込み)

他にも頼んでいる人がたくさんいたので
やっぱり有名なんだなと思いました。

で、食べてみた感想ですが…

う~ん、個人的にはふつうでした(笑)

ルーはもう少し塩味とダシが聞いてたら
良かったかなと思います。

ナンは生まれてはじめて食べましたが
これもいたってふつうの味。

ほぼ素材そのものって感じでしょうか。

個人的に素朴な味のものは好きなので
これはこれでよかったですが(^^)

てことでインドと日本の
文化の違いかな?と思った次第です。

ちなみにここは十割そばもあるのですが
個人的にそっちのほうがよかった(笑)

家族が注文したざる蕎麦を
少しだけ分けてもらいましたが、

すごい弾力のある食感が印象的で
味もしっかりしてました。

蕎麦通ではないので
どう表現していいかって感じですが
とにかく美味しかったです(笑)

たぶん定山渓にある蕎麦の中では
一番うまいんじゃないだろうか。

まだ行ったことがない店もあるので
なんともいえませんが
とにかくよかったですよ!(笑)

ちなみになぜカレーが名物に
なったのかというと、

豊平峡温泉の初代当主が
息子に後を継がせる話になりましたが、

息子は札幌で有名な歓楽街である
すすきのでカレー屋を営んでいました。

その従業員を勝手な都合で
辞めさせられないという理由で
一緒に温泉に連れてきたそうです。

なんとも人間味溢れる話でいいですね(^^)

どこかの巨大企業とは大違いです。

カレーもナンもいろんな種類があり
もしかしたらすごく美味しいのも
あるかもしれません。

今度来た時は
違うメニューを頼んでみよう(^^)

 

とりあえず豊平峡温泉のレビューまとめ

 

ほんと行ってよかった温泉でした(^^)

個人的に温泉にいったら
お泊りしたい派なので、

日帰り温泉はあまり乗り気じゃないのですが
ここは泉質が優れているし、
露天風呂も広いし大変気に入りました!

あとそうそう、
言い忘れるところでしたが
施設自体は最新ではないので
一部不便を感じることがあります。

ロッカーは100円入れないといけないとか
シャワーはお湯と水を調節して
出さないといけないとか。

でも、古めかしい感じもまた
懐かしくていいかなと思ったり(^^)

内と外の仕切りとなってるのは
年季が入ったような木製の引き戸で、

それと温泉の匂いが混ざって
いい感じの香りになるのです。

昔、ニセコの旅館で嗅いだことのある
懐かしい香りでした。

新しくて大きいホテルもいいですが
たまにはこういうところも
良いのではないでしょうか(^^)

トリップアドバイザーの
日帰り温泉部門2018で
1位を取ったのは伊達じゃない!

今後もずっと生き残ってほしいですね!

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