飛行機で拍手はなぜタブー!?

飛行機について
いろいろ調べていたら
興味深いネタを発見しました。

着陸時に拍手をするのは
タブーである(!?)という
マジで初耳なネタです!(笑)

その理由や背景について
考察してみたので
まあ暇つぶしにでもどうぞ(^^)

着陸時に拍手をする意味

自分は遭遇したことはないのですが
着陸直後に拍手喝采が
起こることがあるようです。

その意味は紛れもなく
安心感からくるものですね。

自分も飛行機に乗った時、
無事着陸できたときは
ほっと一安心するのが正直なところ。

てことで実際にはしませんが
心の中で拍手をしているような
感じにはなります(^^)

他にも聖地に到着したからみたいな
宗教的な意味でしているのでは?
という意見もあるようですが、

大部分は無事着陸できたことによる安心感か
パイロットへのねぎらいだと考えられます。

どちらかではなく、
両方の意味を含んでの
拍手かなと思います。

ロシア人に多いという噂

で、調べるうちに
ロシア人がキーになってる
っぽいことがわかりました。

拍手をしたくなる心理というのは
基本的に困難な状況から
無事着陸できたときなので、
理論上は誰でもする可能性はあります。

でもロシア人の場合は
ちょっと例外的な側面が
あるようなイメージです。

ストレスを感じやすいからとか、

冷戦の影響でアメリカ製の飛行機が使えず
いつも古い機体を使っていて
不安感が強かった、

そういう歴史の影響からか
ロシア人に飛行機嫌いが多くなり
何年も乗ってない人が
7割近くにのぼるとか、

イタリア人の信じられないロシア冒険
という映画の影響とか、

(飛行機が道路を走行するという
なかなかエキサイト!?な
シーンがあるそうです)

小さいことでも盛大に祝うという
ロシア人の気質がそうさせるとか、

そもそも拍手の習慣は
ヨーロッパが端を発しており、
ロシア人はそれに習った、

などなどいろんな説があります。

おそらく色んな理由が
複合的に絡んでいるんでしょう。

てことで簡単にまとめると、
昔は不安要素がたくさんあったから
拍手する習慣ができたんだと思います。

なぜタブーなのか

では拍手がタブー視されるのは
なんでなんでしょうか。

その理由は主に
連絡しにくさがあると思われます。

つまりCAさんの業務に
支障をきたすことがあるから。

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客室乗務員さんは
内線を通じてコックピットと
連絡をするので、

拍手喝采が起きるとうるさくて
伝えにくくなるそうです。

緊急事態ほど連絡することが多くなるので

もし着陸できたとしても
エンジンから煙が出ているなどの
異常が起きていれば、

当然いろいろと報告することが
多くなると想像できます。

そんなときに周りがうるさかったら…

ってことですね(-_-;)

じゃあなんで明確に禁止と言わず
タブーという中途半端な位置づけに
なっているのでしょうか。

これは個人的な意見ですが
心理的なことを禁止するのは
無理があるからかなぁと。

あんまり細かい規定を作っても、
お客から反感を食らうでしょうし、
しっかり運用もできないと思います。

あと最近は昔と比べて
飛行機の質も向上してるので
拍手の習慣は減ってきたとも言われるので

ルール化するまでもないと
されてるかもですね。

ちなみにさっきの映画は
1974年に公開されたものなので、
若い人への影響は少ないでしょう。

日本人だと尚更ですね。

拍手の話のまとめ

昔はいろいろ大変な時代だったので
拍手したくなる場面が多かった。

しかし最近はその心配も薄れ、
だんだん拍手する習慣は
減ってきている。

という感じでしょうね。

国内線の場合は
距離も短く日本人ばかりなので、

まず拍手喝采の場面に
遭遇することはないと思われます。

ちなみに自分は一度だけ、
飛行機がけっこう揺れた場面に
遭遇したことはあります。

ガタガタ音がしたり、
小刻みに上がったり下がったりして
ヤバいと思いましたね・・・

乱気流により揺れてますが
機体に異常はなく安定しているので
ご安心ください

みたいなアナウンスを
CAさんが何度もしていたのを覚えてます。

そのときも拍手は起きなかったので
よほどなことでない限りなさそう。

まあ遭遇したくはないですけど(笑)

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