紅葉前線と紅葉の見頃について

紅葉前線が気になったので
いろいろ調べてみました(^^)

場所によって全然紅葉時期が違うので
改めてすごいなと思いました。

北海道だと10月下旬で
だいたい終わってしまいますが、

鹿児島や静岡といった南方では
12月中旬まで楽しめることがあるなど
すごいギャップがあって驚きです。

 

紅葉前線とは?

その名の通り、
紅葉が楽しめる場所を
時期ごとに引かれた線のこと。

もしくは紅葉が進んでいる
最前線ということもできますね。

もちろん地図上でのことなので
実際に線が引かれてるわけではないです(笑)

○○前線といったら寒冷前線とか
温暖前線、停滞前線などを
天気予報でよく聞きますよね。

季節を表す前線として
よく知られてるのは桜前線。

必ず毎年大々的に報じられるので
桜前線のほうが有名だと思います。

自分が知ったのは偶然でした。

定山渓という北海道札幌市にある
温泉郷の紅葉が綺麗だと
以前紹介したことがあったので、

もしかしたら紅葉前線もあるかも?

と思って調べたら
やっぱりあった!って感じです(^^)

 


 

 

ちなみに紅葉する木の葉は
何種類もありますが、

紅葉前線の目安とされてるのは
イロハカエデ(伊呂波楓)だそうです。

別名ではイロハモミジ。

天狗のうちわのような形状の葉っぱで
誰もが見たことがある
特徴的な形状をしています。

思えばこれぞ紅葉した葉っぱだ、
というイメージが強いですね!

紅葉の代表種だったことは
初めて知りましたが
前から知ってたような
感覚に浸れた気がします。

そういえば、読み方は
「こうようぜんせん」でも良いですし
「もみじぜんせん」でもいいそうです。

 

北から南に移動するのが大きな特徴

 

これは当たり前といえば当たり前ですが
紅葉前線は北から南に移動します。

紅葉は寒くなってくると
起こる現象だからですね。

桜前線と特徴が真逆ってわけです。

ちなみに紅葉は
人間を楽しませるためにあるものではなく、
来季の栄養を蓄えるためです。

寒い時期は日照時間が短く
光合成が十分に行えません。

そのため葉緑素を分解し
葉っぱに蓄えた栄養を土から
吸収するんですね。

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なので紅葉するのは
落葉樹というわけですね。

 

で、紅葉前線は
だいたい9月上旬~中旬から
日本列島を南下し始めます。

北海道の屋根と言われる大雪山を皮切りに
南は鹿児島まで進みます。

沖縄までいかないのは
気温が高すぎるためですね。

紅葉は一般的に最低気温が
8℃から始まると言われるので。

それはそれで温かくて良いのですが
季節の移り目を感じないのは
ちょっと寂しいですね・・・

 

全国の紅葉のだいたいの見頃時期

 

紅葉前線は気象条件によって
けっこう変わってくるので
毎年見頃時期は変わります。

といっても異常気象が起こらない限り
そんなにずれ込むことはないです。

大きくずれこむとしても
大体1週間前後だと思われます。

それを踏まえて
各地方の例年の見頃時期を
チェックすればいいかなと。

個人的に調べてみた
地方単位での紅葉見頃時期がこれ。

北海道 9月下旬~10月中旬
東北 10月上旬~10月中旬
関東 10月中旬~12月上旬
中部 10月上旬~11月中旬
近畿 10月下旬~12月上旬
中国 10月中旬~11月中旬
四国 10月中旬~11月下旬
九州 11月上旬~11月下旬

これをマップにしてみたのがこれです。

紅葉見頃大雑把マップ(オリジナル)
(tenki.jpさんの情報を参考にさせていただきました)

あくまで大雑把な
紅葉見頃マップということで
ご理解ください。

時期は主に平地を基準にしてます。

調べてて思ったのですが
やっぱり高低差で見頃時期に
だいぶ開きがあります。

なので高地と平地は区別して
考えたほうがいいと思います。

半月~1ヶ月ほど
高地のほうが早い感じです。

また、その年の寒暖傾向により
1~2週間ほどずれることも。

ちなみに2016年の9月8日に
大雪山の黒岳にいった際は
全く紅葉してませんでした…

地元の人に話を聞いてみたところ
いつもなら色づいてるそうです。

てことで
たまにそういう年もあるってことを
理解しておきましょう。

 

紅葉前線についてのまとめ

 

北海道(大雪山)からスタートし
北から南に進むのが特徴(桜前線と逆)

最低気温が8度くらいになると
色づき始めると言われている

紅葉の見頃時期は
その年によって少し違うので
例年通りいかないこともある

 

大体こんな感じですね!

紅葉前線はたまに天気予報でも
伝えられるので、
旅行に行くときは
こまめにチェックしましょう(^^)

 

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