今回は御朱印についての
個人的な考えを述べていきたいと思います(^^)
神社仏閣に親しむ者の一人として
御朱印は避けて通れないものと考えています。
長年集めていくうちに
いろいろと想いが煮詰まってきた感があるので
ここらでまとめたいと思い立ちました。
御朱印は一種のブームということもあり、
一部では乱れた状況も見受けられます。
それを是正する祈りも込めつつ
御朱印論を書き綴っていきますので
参考になれば幸いです♪
一口に御朱印といっても
多種多様な要素があります。
今回は次の観点から
論じていきたいと思います。
集める目的
直書きと書き置き
片面か両面か
限定的な御朱印について
同じ御朱印は頂く?
御朱印帳へのこだわり
御朱印帳は神社仏閣で別々?
邪道
・集める目的は趣味と奉仕
そもそもなぜ集めているかですが、
理由はとても単純です。
集めたくなったからです(^^)
正確には集めるというより、
神社仏閣に参拝した印、証、記念を
残しておきたいという感じです。
なんでそう思ったのかと言うと、
ブームに乗っかったわけではなく
もともと何かを集めるのが好きなので、
不思議好きと見事に合致したから
という自然な流れでございます。
自分は自然な流れを大事にしています。
ブームだからという理由で
なんとなく始める人もいると思いますが、
それでは自分軸がないので
楽しめるものも楽しめません。
ちなみにコレクションとは少し違います。
コレクションというと、
ほんと集めるという意味合いが強く、
御朱印が目的みたいになってしまいます。
目的はあくまで神社仏閣への参拝です。
その証として頂くというのが
本来の流れですよね?
だから集めるというと語弊がありますし、
スタンプラリーといったら全然違います。
また、その神社仏閣へのご奉仕
という意味もあります。
神社仏閣も経営が大変な事情もありますので
少しでも応援できればと思っています。
ただお賽銭するよりも
必然的に金額が大きくなるのもあり、
より奉仕できるものですよね(^^)
以上が御朱印を頂く目的でございます。
・直書きか、書き置きか
さて、少しずつこだわり色を強めていきます♪
昨今、御朱印の頒布方法は2種類あります。
直書きと書き置きです。
直書きは個々人が用意した御朱印帳に
担当者が直接書き入れてくれること。
書き置きは予め用意された御朱印帳サイズの半紙に
その日の日付以外が書かれたタイプです。
個人的には断然、直書きが好きです。
それが本来の頂き方ですし、
何より雰囲気が違います。
例えば下の御朱印は
北海道旭川市の成田山真久寺と、
宮城県の定義如来西方寺です。
書き置きだと無用な線もありますし、
直書きと比べても大きさ・迫力が違います。
なんだか波動も違う氣がしますね!
書き置きは日付だけ書き足すものであり、
印刷しているものもありますから
どうも風情に欠ける感じがしてしまいます。
もちろん、書き置きを
全否定するわけではありません。
最初はどういう理由で登場したのか
よくわかりませんが、
御朱印帳を忘れた時は助かりますよね!
自分の場合、岐阜県の南宮大社に
参拝したときまさにそうだったんです。
そういった事情を考慮して
書き置きを用意するというのなら
全く問題はないでしょう。
しかし、昨今はコロナというアホ騒動を理由に
書き置きしか対応してないところもある。
この記事を書いているのは
すでに2023年7月ですので、
まだそんなおかしな対応をしている
神社仏閣はないと信じたいところですが…
まあ、たぶんあるでしょうね苦笑
担当者がいない、
凝ったデザインは書き置きしかない、
などの事情があるならいいですが、
感染症対策なる理由で
書き置きしか用意していないというのなら、
もはや愚鈍でしかない。
そうそう!
ここですごく重要なポイントを
思いついたんですよね!
おかしな理由で書き置きしか
対応していない神社仏閣があるとして…
どうせ手に何かが付着するのを
避けるためとか言うんでしょうけど、
それではなぜ現金は受け取れるのでしょうか?
お金こそ汚れてて危険なのでは?
あなたも疑問に思ったことはないですか!?
この説明をちゃんとデキる人はぜひ!
名乗りをあげてもらいたい(笑)
電子マネーに対応してるところもある
なんてのは屁理屈でしかありません。
だって対応してる神社仏閣なんて
数えるくらいしかないですからね!
ちょっと脱線しましたが、
御朱印はやっぱり直書きがいいですね!
その方が雰囲気が出るし、
そもそもそれが通常ですので♪
・記入は片面か両面か
次のこだわりは面です。
御朱印帳は構造上、
両面に書けるようになってますよね。
なので1冊だけでも
だいぶ書けて便利ではありますが…
個人的には片面派でございます。
理由は主に2つ。
裏に染みてしまう可能性があるのと、
なるべくいろんな御朱印帳も
手に入れてみたいからです。
御朱印は墨で書く性質上、
水分量によっては裏側まで染みちゃいます。
まだ片面を進めている時はいいですが、
もし裏側に書いてもらって染みてしまうと、
表側の御朱印に影響が出てしまいます。
↓例えばこんな感じで。
染みないように下敷きか何かを
間に挟む手もあると思いますが…
なんか面倒に感じたので不採用としました(笑)
まあ次の理由の、
なるべくいろんな御朱印帳も欲しい
というのも絡んでくるので不採用でいいのです♪
今は御朱印帳もいろんな図柄があって
そそられるものもけっこうあると思います。
両面だと埋めるのに時間がかかるので、
御朱印帳の数が減ってしまう欠点があります。
あと細かい部分をいうと、
片面だけのほうが後から見返しやすい
というのもあるかと。
そんなこんなで片面派です(^^)
・限定的な御朱印はあまりキニシナイ
最近はいろんな種類の御朱印が登場して
にぎやかですね(^^)
月ごとに違うものをはじめ、
七夕などの季節もの、
一粒万倍日などの縁起もの、
切り絵、ヒノキなどの特殊素材ものなど
面白いものが多くなってきています。
いかにも現代的な代物もあって
本来の御朱印の役割から
ズレてる感も感じるところですが…
個人的にはそれも時代の流れと思ってるので
あってもいいんじゃない?と思うほうです。
特に神社はお寺よりも
経営が大変と聞きますので、
生き残る戦術としても
間違いとは言い切れない部分もあるかと。
で、そこまで言っておいてアレですが…
個人的にはそこまで限定御朱印は
氣にしないほうです苦笑
理由は主に2つ。
最近は限定系がありすぎてキリがないこと、
氣にいったものだけ買うようにしてるから、です。
御朱印に力を入れてるところだと
何種類あるのかよくわからんくらいあります。
そうなると御朱印自体を集める意味合いが
強まってしまいますし、
お金や御朱印帳の空きも氣になります。
御朱印も地味に高いので何種類も頂くなると
なかなかの金額になることもあります。
奉仕は無理して行うことではありません。
あといろんな御朱印帳が氣になるといっても
あまりに埋まるペースが早いのも
また困りものです(^_^;)
個人的に御朱印はまず、
最も基本的な柄のものを頂くことにしています。
それから再度参拝したときに
違う種類があれば頂くことがあるかもしれない、
という感じですね。
とても氣になる柄があれば
例外的に初めての参拝でも
限定系を選ぶことがあります。
例えば真清田神社の七夕版。
(2022年7月に参拝)
でもあくまで例外って感じですね(^^)
・同じ御朱印は基本1つだけ
人によっては参拝するたびに
同じ御朱印を頂いている方も
おられるかもしれません。
それはそれで参拝のひとつの形なので
いいとは思いますが、
自分は基本的に同じのは頂きません。
同じだと面白くないと思うからです(^^)
どうせ頂くなら今の御時世は
複数あることが多いんですから、
いろんな種類を頂いたほうが
楽しめるというものです♪
もし1種類しかなくても
お守りやらお札とかもあるので
奉仕できないわけでもないですよね!
ちなみに、一度だけ例外的な場面に
遭遇したことがあります。
浅草寺で念願の雷門の御朱印帳を
頂いたときです。
浅草寺の御朱印は持っていたので
御朱印帳だけでいいやと思っていたところ、
係の方から買った日付がわかりますよ~
とご提案頂いたんですね。
たしかにそれもそうだなぁと思ったので、
その時は頂きましたね!
↓バッチリ日付があることから
新しい御朱印帳を頂く際は
とても良い記念になります♪
てことで御朱印帳を新しく買う場合は
例外が生じるかもしれないって感じです(^^)
・御朱印帳の柄と買う場所のこだわり
御朱印帳についても
あれこれ語ってきましたが、
案外こだわりってないといえば
ないんですよね。
選ぶ基準は氣にいったものだけです。
ある意味ではそれがこだわりですね!
御朱印帳も個性あふれる絵柄が多くて
見てるだけで面白いのですが、
これいい!というのが
意外と少ないんですよね~
なんでかはよくわかりません(笑)
個人の感覚としか言いようがないですね。
強いて言えば、
似たような絵柄が多いからかもしれません。
スポンサーリンク
こういっちゃアレですが、
例えば花柄模様を寺社ではよく見かけます。
綺麗ではあるのですが、
ある意味では差別化ができていないと思います。
花柄は御朱印帳に限らず、
着物とか小物入れとか
いろ~んな小道具にも使われているので
ありきたりだと感じるんですね。
理想はその神社仏閣ならではの
唯一無二といえる柄ですが、
それも好みがありますので
一概に個性的=欲しいとはなりません。
最終的には自分の直感がものをいいます♪
あとそうそう、
御朱印帳を買うのは決まって神社仏閣です。
ブームになってから
文房具店にも置かれるようになりましたが、
個人的にはやはり本場で欲しいと思う派です。
おそらく波動的な意味でも違うと思うので
氣分的にもそっちのほうがいいのです♪
もちろん、すごく氣にいった柄があれば
例外的に買うことがあるかもしれません。
それはそれで自然でもあります(^^)
・御朱印帳は神社とお寺で分ける?
はじめはごちゃ混ぜでしたが、
ある時から分けるようになりました。
ある時とは、お寺の方から
お寺用の御朱印帳はありますか?
と聞かれたときです。
豊川稲荷札幌別院なのですが、
なんとお寺用でなければ
直書きしてくれないと言うのです!
そんなことは初めて言われたので
なかなかの衝撃でした(笑)
たしか書き置きだと買えたっぽいですが、
直書きを優先したいので
そのときは頂かずに帰りました。
※今でもこういう対応するかは不明なので
氣になる場合は事前にお問い合わせを(^^)
それを機に分けることを検討するようになり、
今に至ります。
なんとなくな理由ですが、
お寺の御朱印帳もたくさんあるし、
ごちゃ混ぜより統一感があっていいかな~
っていう感じですね。
時系列を優先すると、
当然ごちゃ混ぜの方がいいので
けっこう迷ったのですが…
今後、お寺専用のを求められる可能性も
あるかもしれないという想いもあったので
熟慮の末、神社とお寺それぞれで
統一することを優先した次第です♪
・例外話:記入の順番
記入順は当然時系列ということで
ただ順番に記入するだけの話なのですが、
例外が生じたので紹介しておきます!
2023年6月に出雲大社へ参拝しました♪
良い絵柄でしたので
久々に勢いで御朱印帳を購入したのですが、
流れで出雲大社の御朱印もそれに頂きました。
そこでふと思ったのが、
これから参拝する出雲地方の神社は
その御朱印帳に記入していこうかな、と。
時系列的には予め用意していたものへ
記入するのが本筋なのですが、
このときはそうしたいと思ったのです。
特に深い理由はなく、
出雲大社以外にもいろいろ参拝予定でしたので
なんとなくそうしてみようかな?くらいの感覚です。
いわゆる直感ですね!
てことでたまには地方ごとなど、
自分の決め事・法則に従って
集めていくのも面白いなと思いました(^^)
それに近いルールとして一部で定着しているのが
各地一宮の神社専用で集めるスタイルですね。
自分はまだそういう集め方はしてないですが、
できそうならそれも有りかなと思います。
・邪道
ある意味では外せないのが邪道です。
現代人はモラルの低下も著しいので
残念な要素も数多く散見されます。
何が邪道なのかも人それぞれですが、
ここでは遠慮も忖度もなく、
存分に突っ込んでいきたいと思います!
・御朱印集めが目的と化している
本来、御朱印とは神社仏閣へ
参拝した証や記念として頂くものです。
昔は経典を奉納した証だったそうですが、
現代はゆるくなっています。
そこは時代の移り変わりということで
いいのですが…問題はただ集めるのが
目的になっている人がいることです。
驚いたのは、拝殿・本殿に参拝せず、
社務所に直行して御朱印だけもらって
そそくさと帰る者がいること。
これでは丸っ切りスタンプラリーであり、
本筋とかけ離れた行動です。
・御朱印の売り買い
スタンプラリーよりも
邪だと思うのが売買目的です。
オークションやフリマサイトを覗くと
数えきれないほど出品されてますが…
とても嘆かわしいことです。
御朱印だけを頂戴する者の中には
絶対転売目的がいると思います。
御朱印は参拝の証。
実際に足を運んでこそ頂けるものです。
むしろそうじゃないと意味がないと思います。
参拝したことがないのに
御朱印だけ持ってるのはおかしいと思いませんか?
※お守りやお札は波動を頂くといった
理由が付随しますので御朱印とは違います。
※御朱印帳は個人的にはいいと思います。
もちろん新品が条件ですが…
何かが流行ると経済が活発化するのは
いいことなのですが…
本筋からズレる行為はどうかと思うわけです。
だからこそ本来の目的以外ではお断りします、
なんて注意書きが登場してしまうと思います。
モラル低下を象徴するもののひとつかと。
忘れてはいけないのが、
売る側だけではなく買う側にも問題があること。
買う者がいるからこそ
売る者が存在できるわけですので、
どちらも加害者といえます。
現代人は加害者意識がとても低いので
こんな状況になってると思います。
・書き置きしか対応しない
これは神社仏閣への突っ込みですが、
もちろん消費者も無関係ではありません。
さきほども少し触れましたが、
なにか特別な理由がない限り、
直書きしてくれないのは問題です。
直書きこそ本来の頒布方法なのですから!
しかし、2020年~2023年春頃までは、
カンセンショウタイサクという
超邪道な理由がまかり通っていました。
そんな理由なき理由で
直書きに対応していないところが
未だにあるとすれば、
ほんと論外であり怒りさえ覚えます。
本来は直接・間接どちらにも対応する、
選択肢があるというのが理想だと思います。
消費者(大衆)も無関係ではないと言ったのは、
彼らがそういう世の中にした面もあるからです。
多くの人が意味不明な理由に抗議をすれば
状況はかなり違っていたと思います。
でも、大半の人は眠りこけているから
理不尽が通常になってしまうのです。
売買同様に被害者意識だけではいけません。
・御朱印論まとめ
いろんな要素が出てきたので、
ここで整理したいと思います。
まずはこれまでのまとめです♪
・集める目的
収集するのが好き
参拝した証を残したい
神社仏閣への奉仕(応援)
・直書きと書き置き
断然、直書き派!
それが通常の頒布方法であり、
書き置きしかない理由は本来はない
・片面か両面か 片面派
裏に染みると柄に悪影響
いちいち染みない対策は面倒(笑)
いろんな御朱印帳も欲しいので
早めに埋めるという意味も込めて
・限定御朱印
基本は通常版を頂きたい
2回目以降の参拝から
氣にいった柄があれば頂く
限定に囚われ過ぎると
キリがないという想いもあります
・同じ柄の御朱印
基本は頂かない
同じだと面白くないと思うから
例外は新しい御朱印帳を
買った日付を入れれるので
記念の意味で頂くこともある
・御朱印帳へのこだわり
限定御朱印と同じく氣にいったものだけを頂く
買う場所は一般店舗ではなく本場である神社仏閣
・神社と仏閣で御朱印帳は分ける?
途中から分けるようにした
お寺専用を求められたときの対策と
統一感を重視したいと思ったから
・邪道と思うこと
御朱印集めが目的と化している
(スタンプラリー状態)
御朱印の売買
(売る者・買う者、両者とも問題)
書き置きしか対応しない
(選択肢があるのが大事!)
こんな感じですね(^^)
なにかの参考になれば嬉しいです♪
最後にいい忘れていたことがありました。
自分は基本的にどんな御朱印や
御朱印帳があるのかは調べません。
偶然の出逢いが楽しみでもあるからです(^^)
例えば、愛知県の田縣神社。
超珍しく一目惚れした御朱印帳があり、
一種の感動を覚えたのですが(笑)
これは知らなかったからこそ
味わえた情動だと思っています。
旅の計画全般そうですが、
あまり細かいところまで調べないのも
またひとつのこだわりでございます😙
・最後の伝言
あれこれ御朱印について語ってきましたが…
結局いいたいことはこれです。
あなたはどうしたいか。
周りが集めてるからとか、
ブームだからとか
そんなのはどうでもいいのです。
もちろん、
参拝したら必ず頂かないといけない
という妙なルールやマナーもありません。
集めてみたい(頂きたい)という
自分の素直な氣持ちが沸き起こったら
やってみる。
そうでもないなら集めない。
それだけなのです。
集める氣持ちが出てきたのち、
細かい部分はどうしようかという
楽しい迷いが出てくると思います。
その一例としてこの記事がある、
といった感じになります。
そんなわけで今回はお開きです😙⛩
スポンサーリンク